ZINEフェスとは?ZINEイベントの種類・楽しみ方・探し方を初心者向けに解説

「ZINEフェスって、どんなイベント?」
「ZINEを作っていなくても行っていいの?」
ZINEに興味を持ち始めると、「ZINEフェス」「ZINEマーケット」といったイベントの名前を目にすることが増えてきます。
結論から言うと、ZINEフェスとは、ZINEの作り手が集まって作品を展示・販売するイベントのことです。
特定の一つのイベントを指す言葉ではなく、全国各地でさまざまな主催者が、それぞれのスタイルで開催しています。
この記事では、ZINEフェスをはじめとするZINEイベントの種類や楽しみ方、自分の住んでいる地域のイベントの探し方を紹介します。
この記事でわかること
- ZINEフェスとはどんなイベントか
- ZINEイベントの主な種類
- 初めて行くときの楽しみ方と持ち物
- ZINEイベントの探し方
- 出店してみたいときに知っておきたいこと
ZINEフェスとは?
ZINEフェスは、ZINEを作っている人がブースを出し、自分の作品を並べて販売するイベントです。
来場者は会場をめぐりながら、気になるZINEを手に取って中身を見たり、その場で購入したりできます。
ふだん書店ではなかなか出会えない、個人が作った一冊にたくさん出会えるのがZINEフェスの魅力です。
「ZINEフェス」という名前のイベントは一つではない
「ZINEフェス」は、特定のイベント名というより、ZINEのイベントを指して広く使われている呼び方です。
たとえばZiiineで紹介しているイベントにも、関西各地で開催されている「まちのZINEフェス」のように名前に「ZINEフェス」が付くものがあります。一方で、「ZINEマーケット」「ZINEフェア」「ブックマーケット」「即売会」など、別の名前で開かれているZINEイベントもたくさんあります。
名前が違っても、「作り手が自分の作品を持ち寄って、読み手と出会う場」という点は共通しています。
作り手と直接話せる
ZINEフェスのいちばんの特徴は、作った本人から直接買えることです。
「どうしてこのテーマにしたんですか?」「この写真はどこで撮ったんですか?」と、作品について話を聞けることも少なくありません。
作り手にとっても、読んでくれる人の顔が見えるうれしい機会です。
ZINEそのものについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ZINEイベントの主な種類
ZINEに出会えるイベントには、いくつかの種類があります。
| 種類 | 内容 | こんな人に |
|---|---|---|
| ZINEフェス・ZINEマーケット | ZINEを中心に、個人の作り手がブースを出して販売する | いろいろなZINEを一度に見たい |
| 文学作品の即売会 | 小説・詩・短歌・エッセイなどの文学作品が集まる。ZINEを出す作り手も多い | 読み物系のZINEが好き |
| 書店・ギャラリーの展示販売 | お店の一角でZINEを展示・販売する。期間が長めのことも多い | ゆっくり見たい |
| ワークショップ・トークイベント | ZINEの作り方を体験したり、作り手や編集者の話を聞いたりする | 自分でも作ってみたい |
ZINEフェス・ZINEマーケット
ZINEが主役のイベントです。写真、イラスト、エッセイ、漫画など、ジャンルを問わずさまざまなZINEが集まります。
ZINEだけでなく、雑貨やアート作品、古書、フードなどのお店が一緒に並ぶものもあり、お祭りのような雰囲気で楽しめるイベントも増えています。
音楽イベントや地域のお祭りなど、ほかのイベントの中でZINEマーケットが開かれることもあります。
文学作品の即売会
小説や詩、短歌、エッセイなどの文学作品を、作り手が自ら販売するイベントです。
代表的なものに、全国各地で開催されている「文学フリマ」があります。文学フリマでは、ジャンルの一つとしてZINEも並んでいます。
文章が中心のZINEを読みたい人や、エッセイZINEを作っている人には特に身近なイベントです。
書店・ギャラリーの展示販売
独立系の書店やギャラリー、商業施設などで、ZINEを集めた展示販売やフェアが開かれることがあります。
一日だけのイベントと違い、数日〜数週間にわたって開かれることも多いので、自分のペースでゆっくり見たい人に向いています。
ワークショップ・トークイベント
実際にZINEを作ってみるワークショップや、作り手・編集者によるトークイベントもあります。
「読むだけでなく、自分でも作ってみたい」という人は、こうしたイベントに参加してみると、作り方のヒントや仲間が見つかるかもしれません。
初めてZINEフェスに行くときの楽しみ方
ZINEを作っていなくても大丈夫
ZINEフェスは、作る人だけのイベントではありません。
「どんなZINEがあるのか見てみたい」という気持ちだけで、気軽に足を運んで大丈夫です。
入場料は、無料のイベントもあれば有料のイベントもあります。事前に公式の案内を確認しておきましょう。
まずは会場をひと回りしてみる
会場に着いたら、まずは全体をひと回りしてみるのがおすすめです。
気になったブースを覚えておいて、二周目でじっくり見ると、予算の中で納得のいく一冊を選びやすくなります。
人気の作品は早い時間に売り切れることもあるので、「これは!」と思ったら迷わず手に取ってみてください。
見本を手に取って、気軽に話しかけてみる
多くのブースには見本が置いてあり、中身を確認してから購入できます。
見本を読むときは、「見てもいいですか?」とひと声かけるとスムーズです。
作品について質問すると、喜んで答えてくれる作り手も多いです。もちろん、見るだけで立ち去っても問題ありません。
写真を撮るときはひと声かけて
ブースや作品の写真を撮りたいときは、作り手に確認してから撮りましょう。
イベントによっては撮影のルールが決まっていることもあります。
あると便利な持ち物
- 現金(小銭・千円札):キャッシュレス決済に対応していないブースもあります
- エコバッグ:ZINEが折れたり汚れたりしないよう、厚紙やクリアファイルがあると安心です
- 飲み物:会場によっては長時間歩き回ることになります
ZINEイベントの探し方
Ziiineのイベントページで探す
Ziiineでは、全国のZINEイベントやワークショップの情報を掲載しています。
開催日や会場、地域ごとにイベントを探すことができます。
地域ごとのイベントはこちらから探せます。
主催者や書店のSNSをチェックする
ZINEイベントの情報は、主催者や会場、独立系書店のSNSで告知されることが多いです。
一度行ったイベントや好きな書店をフォローしておくと、次の開催情報を見逃しにくくなります。
好きな作り手の告知から探す
好きなZINEの作り手がいれば、その人のSNSもチェックしてみましょう。
「次はこのイベントに出ます」という告知から、新しいイベントを知ることもできます。
出店してみたいときに知っておきたいこと
ZINEを作ったら、イベントに出店して自分の作品を届けてみるのもおすすめです。
出店までの一般的な流れは、次のとおりです。
- 主催者の出店者募集を見つける
- 募集要項(出店料・ブースの大きさ・申込期限など)を確認する
- 申し込む(抽選や審査があるイベントもあります)
- 出店が決まったら、作品の部数や値段、ブースの飾り方を準備する
出店料や申込方法、机の大きさなどはイベントによって大きく異なります。必ず各イベントの募集要項を確認してください。
作品をまだ作っていない方は、まずは制作の流れをチェックしてみましょう。
Ziiine編集部より
ZINEフェスの魅力は、作品だけでなく、それを作った人に出会えることだと思います。
一冊のZINEを手に取って、作り手と少し話をするだけで、その作品がぐっと身近に感じられます。そして、「自分も作ってみたい」と思うきっかけになることも少なくありません。
Ziiineでは、イベントで出会ったZINEや作り手の作品を、あとからゆっくり見返すこともできます。
掲載されているZINEを見る
ZINEイベントを主催している方は、Ziiineにイベント情報を無料で掲載できます。
イベント掲載のお申し込みはこちら
よくある質問
ZINEを作っていなくても行っていいですか?
もちろんです。ZINEフェスは、作る人だけでなく、読む人・買う人のためのイベントでもあります。
入場料はかかりますか?
イベントによって異なります。入場無料のイベントもあれば、入場料やチケットが必要なイベントもあります。公式の案内を確認してください。
ZINEの値段はどれくらいですか?
作品によってさまざまです。数百円の小さなZINEから、写真集のように作り込まれた数千円の作品まであります。
見るだけで買わなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。気になった作品をゆっくり見て、本当に欲しいと思ったものを選んでください。
子ども連れでも行けますか?
イベントによっては、親子で参加できるワークショップが用意されていることもあります。会場の広さや混雑状況はイベントごとに異なるので、事前に案内を確認しておくと安心です。
まとめ
ZINEフェスとは、ZINEの作り手が集まって作品を展示・販売するイベントのことです。
- 「ZINEフェス」という名前のイベントは一つではなく、全国各地でさまざまな主催者が開催している
- ZINEマーケット、文学作品の即売会、書店での展示販売、ワークショップなど、いろいろな形がある
- ZINEを作っていなくても、気軽に足を運んで楽しめる
作り手から直接一冊を買う体験は、ZINEならではの楽しさです。
まずは近くで開かれるZINEイベントを探して、足を運んでみてください。