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What's the difference between a ZINE and a Doujinshi? The biggest difference is "where they're used" | Explained clearly with a comparison table.

2026.08.26

「ZINEと同人誌って何が違うの?」

自主制作の冊子について調べていると、「ZINE」と「同人誌」という2つの言葉を目にすることがあります。
どちらも個人や少人数で自由に制作できる出版物ですが、成り立ちや使われる場面には少し違いがあります。

結論から言うと、ZINEと同人誌に明確な境界線はありません。
いちばんの違いは作品の形式ではなく、その言葉が使われてきた文化や、作品を発表する場にあります。

この記事では、これからZINEを作ってみたい人に向けて、それぞれの特徴や違いをわかりやすく紹介します。

この記事でわかること

  • ZINEと同人誌の違い
  • それぞれの特徴と成り立ち
  • ZINEと同人誌に明確な境界があるのか
  • 自分の作品をどちらと呼べばいいのか

ZINEと同人誌の違い

ZINEと同人誌は、どちらも個人やグループが自主的に制作する出版物です。
大きな違いがあるとすれば、それぞれが発展してきた文化や、現在その言葉が使われている場面です。

項目ZINE同人誌
制作者個人・少人数個人・サークルなど
内容写真・文章・イラストなど幅広い漫画・小説・評論など幅広い
創作オリジナル作品が中心オリジナル・二次創作ともにある
販売場所ZINEイベント・書店・通販など同人誌即売会・専門店・通販など
特徴自由な自己表現との結びつきが強い同じ関心を持つ人による創作・出版文化との結びつきが強い

ただし、この表はあくまで傾向です。
「この条件ならZINE」「この条件なら同人誌」という明確なルールがあるわけではありません。

ZINEとは?

ZINE(ジン)は、個人や少人数で自主的に制作する小冊子です。
写真、イラスト、エッセイ、旅行記、日記、漫画など、内容や形式に決まりはありません。

印刷会社に依頼してきれいに製本することもあれば、自宅のプリンターで印刷してホチキスで綴じることもあります。
自分が表現したいことを、自分の好きな形で一冊にできる自由さが大きな特徴です。

ZINEそのものについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

同人誌とは?

同人誌とは、同じ趣味や関心を持つ人が自主的に制作・発行する出版物です。

現在では漫画や小説などの創作物を指して使われることが多く、既存作品を題材にした二次創作の同人誌も広く知られています。

一方で、同人誌は二次創作だけを指す言葉ではありません。
オリジナルの漫画や小説、評論、研究、紀行文などを発表する同人誌もあります。

そのため、「ZINEはオリジナル、同人誌は二次創作」という分け方は正確ではありません。

成り立ちの違い

ZINEと同人誌は、生まれた場所も、広がってきた流れも異なります。

ZINEはアメリカのファン文化・DIY文化から

ZINEは、1930年代のアメリカでSF小説のファンが作った「ファンジン」が始まりだといわれています。
その後、パンク音楽などのシーンで「自分たちで作って配る」DIYの文化と結びつき、個人の自由な表現の場として広がりました。

同人誌は日本の文芸・漫画文化から

同人誌は、「同人」=同じ志を持つ仲間が集まって作る雑誌、という意味の言葉です。
もともとは文学者たちが作品を発表する場として作られ、その後、漫画や小説の同人誌即売会などを通じて、創作活動の文化として大きく広がってきました。

このように成り立ちが異なるため、同じような冊子でも、どの文化の中で発表するかによって呼び方が変わるのです。

ZINEと同人誌は何が一番違う?

初心者が理解するなら、作品そのものよりも「どの文化の中でその言葉が使われているか」を見るとわかりやすくなります。

例えば、写真やデザイン、個人的な記録などを自主制作して、ZINEイベントや書店などで販売する場合には「ZINE」と呼ばれることがあります。

一方、漫画や小説などを制作し、同人誌即売会などで頒布する場合には「同人誌」という言葉がよく使われます。

つまり、作品のページ数や印刷方法で分けられているのではなく、作者自身がどのような作品として発表するか、どのコミュニティで活動するかによって呼び方が変わることがあります。

同じ作品がZINEにも同人誌にもなり得る

例えば、自分で描いたオリジナル漫画を一冊にまとめたとします。

この作品を同人誌即売会で「創作同人誌」として販売することもできます。
一方、自主制作の小冊子としてZINEイベントで紹介すれば、「漫画ZINE」と呼ぶこともできるでしょう。

つまり、作品だけを見て「これはZINE」「これは同人誌」と完全に分類することはできません。
境界が曖昧なのも、自主制作文化のおもしろいところです。

自分の作品はZINEと同人誌、どちらと呼べばいい?

基本的には、自分がしっくりくる呼び方で問題ありません。

例えば、写真やイラスト、エッセイ、日々の記録などを自由にまとめたいなら、「ZINE」という言葉が使いやすいでしょう。

漫画や小説などを制作し、同人活動の中で発表したいなら、「同人誌」という呼び方が自然な場合があります。

ただし、無理にどちらかへ分類する必要はありません。
呼び方を決めることよりも、自分が何を作り、誰に届けたいのかを考えることの方が重要です。

迷ったときは、実際のイベントの雰囲気を見てみるのもおすすめです。ZINEイベントと同人誌即売会では、並んでいる作品や会場の雰囲気が少しずつ違います。

ZINEイベントを探す

Ziiine編集部より

Ziiineでは、写真、イラスト、エッセイ、漫画など、さまざまな自主制作作品をZINEとして紹介しています。

作品を見ていると、「ZINEとはこういうもの」と一つの形に決めることが難しいことがわかります。

形式やジャンルで線を引くよりも、作者が自由に作った一冊そのものを楽しむことが、ZINEのおもしろさの一つだと考えています。

Ziiineに掲載されているさまざまなジャンルの作品も、ぜひ見てみてください。
掲載されているZINEを見る

よくある質問

漫画でもZINEと呼べますか?

はい。漫画を中心に制作したZINEもあります。漫画だから必ず同人誌になるという決まりはありません。

同人誌はすべて二次創作ですか?

いいえ。オリジナルの漫画、小説、評論などを制作する創作同人もあります。

ZINEと同人誌では作り方も違いますか?

基本的な制作方法には大きな違いはありません。どちらも自分でページを制作し、印刷・製本して完成させることができます。

ZINEと同人誌のどちらとして販売するか迷っています

販売場所や届けたい読者、自分が参加したいコミュニティから考える方法があります。ただし、どちらか一方に決めなければならないわけではありません。

まとめ

ZINEと同人誌は、どちらも個人や少人数で自主的に制作できる出版物です。

違いがあるとすれば、作品の形式そのものより、それぞれが発展してきた文化や使われる場面にあります。

ZINEは写真やイラスト、文章などを自由に組み合わせた自己表現として使われることが多く、同人誌は漫画・小説・評論などの同人活動と強く結びついています。

ただし、その境界は明確ではありません。

これから一冊作るのであれば、「ZINEなのか、同人誌なのか」を先に決める必要はありません。まずは自分が作りたいものを形にすることから始めてみてください。

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