How many pages should a zine have? We explain the recommended number of pages and how to decide, especially for beginners.

「ZINEって何ページくらい作ればいいんだろう?」
初めて制作する人が必ずと言っていいほど悩むのが、ページ数です。
ページ数に決まりはありませんが、多すぎると途中で挫折し、少なすぎると伝えたいことがまとまりません。
結論から言うと、初めてなら16〜24ページがおすすめです。
また、紙を半分に折ってホチキスで留める「中綴じ」で作る場合は、ページ数を4の倍数にする必要があります。
この記事では、初めてZINEを作る人に向けて、おすすめのページ数や決め方の考え方を紹介します。
この記事でわかること
- ZINEに決まったページ数はあるのか
- 初めてなら何ページがおすすめか
- 製本方法とページ数の関係
- ページ数の決め方
- ページが足りない・多すぎるときの考え方
ZINEに決まったページ数はありません
まず知っておきたいのは、ZINEには「○ページ以上」という決まりはないことです。
8ページでも、24ページでも、100ページでも構いません。
大切なのは、ページ数ではなく「伝えたい内容に合っているか」です。
初めてなら16〜24ページがおすすめ
最初の一冊なら、16〜24ページ程度がおすすめです。
このくらいのボリュームなら、制作の負担が大きすぎず、一冊としても読み応えがあります。
例えば16ページなら、
- 表紙
- はじめに
- 本文12ページ
- あとがき
- 裏表紙
という構成でも十分まとまります。
「まず一冊完成させる」という経験を積むには、ちょうどよい分量です。
製本方法とページ数の関係
ページ数は、どのように製本するかとも関係があります。
中綴じなら4の倍数
紙を重ねて半分に折り、真ん中をホチキスで留める「中綴じ」は、ZINEでよく使われる製本方法です。
1枚の紙を半分に折ると、表と裏で4ページ分になります。そのため、中綴じのページ数は8、12、16、20、24…と4の倍数になります。
作りたい内容が18ページ分になった場合は、20ページにして余ったページに目次やあとがきを入れたり、16ページに収まるよう内容を絞ったりして調整しましょう。
ページ数が多いなら無線綴じも
ページ数が多くなると、中綴じでは紙が厚くなって閉じにくくなります。
その場合は、背をのりで固める「無線綴じ」が選ばれることが多いです。
無線綴じも、印刷会社によってはページ数を4の倍数などに指定していることがあります。
表紙を含めて数えるかは確認を
印刷会社に依頼する場合、ページ数を「表紙を含めて数える」か「本文だけで数える」かは会社によって異なります。
注文前に、各社のページ数の数え方を確認しておきましょう。
ページ数は「伝えたい内容」から考える
ページ数を先に決めるよりも、「何を載せたいか」を考える方が自然です。
例えば、旅行ZINEなら
- 出発
- 移動
- 街歩き
- 食事
- 景色
- おみやげ
というように内容を書き出すと、おおよそのページ数が見えてきます。
写真ZINEなら、「写真を何枚載せたいか」から逆算する方法もおすすめです。
ページが少なくても問題ありません
「16ページも作れそうにない…」
という人も安心してください。
少ないページでも十分魅力的なZINEは作れます。
例えば、
- 朝の散歩で撮った写真8枚
- 好きな文房具5つ
- 一週間の日記
など、小さなテーマでも一冊になります。
「ページを埋める」ことよりも、「一冊としてまとまっている」ことの方が大切です。
ページが増えすぎたら?
逆に、「気付いたら50ページになっていた」ということもあります。
その場合は、
- 前編・後編に分ける
- テーマを絞る
- 続編として次号を作る
という方法もあります。
ZINEはシリーズとして続ける楽しさもあります。
ページ構成を考えてみよう
ページ数が決まったら、簡単な設計図を作ってみましょう。
例:16ページ構成
| ページ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 表紙 |
| 2 | タイトル・はじめに |
| 3〜14 | 本文 |
| 15 | あとがき |
| 16 | 裏表紙 |
このように全体を一覧にすると、「どこに何を書くか」が整理しやすくなります。
Ziiine編集部より
Ziiineに掲載されている作品を見ても、ページ数は本当にさまざまです。
ページ数が多い作品が優れているわけではありません。
少ないページでも、一つのテーマにしぼって丁寧にまとめられた作品は、強く印象に残ります。
まずは「自分が最後まで作り切れるページ数」を選ぶことをおすすめします。
Ziiineの作品ページにはページ数も掲載しているので、参考にしてみてください。
掲載されているZINEを見る
よくある質問
ページ数は偶数でなければいけませんか?
中綴じで作る場合は、偶数ではなく4の倍数にする必要があります。無線綴じなど他の製本方法でも、印刷会社によってページ数の条件が決まっていることがあるので、あらかじめ仕様を確認しておきましょう。
ページ数は後から変更できますか?
制作途中でも変更できます。ただし、レイアウトを組み直す必要があるため、大幅な変更は早めに判断するのがおすすめです。
写真だけでも16ページ作れますか?
もちろんです。1ページに1枚ずつ大きく写真を配置したり、複数枚を組み合わせたりと、レイアウト次第でさまざまな構成ができます。
まとめ
ZINEのページ数に正解はありません。
初めてなら16〜24ページを目安に、「無理なく完成できること」を優先しましょう。
中綴じで作るなら、4の倍数になるように調整するのを忘れずに。
ページ数は作品の価値を決めるものではありません。
一冊を最後まで作り切ることが、次の作品につながる大きな経験になります。



